65歳からの情報ネットワーク
〜新章〜 『経験と智慧が紡ぐ新たな人生のストーリー』

ファイナンシャルプランナー:西村大輔

投稿日:2023/7/14

みなさん、こんにちは。ファイナンシャルプランナーの西村と申します。

これから皆様方に老後の資産活用や資産防衛策をお伝えしたいと思っています。

今回は初回なので、基本的なお話からお伝えしたいと思います。どうぞお付き合いくださいませ。

 

最近では、「人生100年時代」とでいわれています。100歳まで生きると仮定すると、実は60歳というのは人生の折り返し地点と言えるかもしれません。その先40年も生きていくことになります。

最近では、さまざまな技術の進歩により、身体能力が衰えても楽しめる趣味なども充実してきました。しかし一方で老後生活において、今までの貯蓄で持つかどうか心配になる方もいるのではないでしょうか。

では、老後生活においていくら貯蓄すればいいのでしょうか。以前老後2,000万円問題といわれたように、2,000万円貯蓄があれば大丈夫なのでしょうか。これについて正解はありません。100人いれば100通りの人生があるように、親戚や友人に聞かれたとしても、体験談でしかありません。インターネットで調べたとしても、それがご自身にあてはまるのかどうかは分かりません。

では、どうすればいいのでしょうか。

まずは、ご自身の現状を知ることです。今の生活費はいくらですか。毎月いくらあれば生活できますか。まずはその点を一度算出してみてください。

次に、老後の収入はいくらになりますか。年金のみということであれば、年に一度ご自身の誕生日近くに届く年金定期便をご確認ください。あなたが老後に貰える年金の額がわかるはずです。すでに年金を受給中の方は、年金定期便の確認は必要ありません。

毎月の収入から支出を差し引いて赤字の方は、その額が毎月不足する(貯蓄を切り崩す)金額です。その金額に12を掛けると年間の必要な貯蓄額が算出できます。その額に今後ご自身の終焉までの年数を掛けることで、おおよその老後の必要貯蓄額が算出されます。

いかがでしょうか。安心できる方もおられれば、そんな貯蓄はないと不安になる方もおられると思います。

では、どうすればいいの?

そのような疑問に応えるべく、次回からはもう少し踏み込んだ具体的なお話をさせて頂きたいと思います。

今後もお付き合いくださいませ。

ファイナンシャルプランナーの西村でした。

 

1級ファイナンシャル・プランニング技能士、CFP®、宅地建物取引士

にしむら家FP事務所 代表 西村大輔